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不要になったオフィス機器、処分の方法は?よくあるケースごとにお得な方法
オフィスの引っ越しや閉鎖で不要になった家具はどうすればいいか。
長く会社を経営している方なら一度は悩んだことがあるのではないのでしょうか。
粗大ごみとなる一般家庭の家具などと違い、オフィス家具全般は事業系廃棄物となるので自治体では引き受けてもらえません。
ではどう処分すればいいのか、というと産業廃棄物を扱うような粗大ごみ回収業者にお願いする、もしくはご自身で処理場に持ち込むことになります。
でも新品で購入したばかりだったり、こだわりをもって揃えたものだったりすると買取業者に頼めば買い取ってもらえるんじゃないか、という考えもあるとおもいます。
この記事ではいろいろなケースごとにどうしたら一番安くお得にオフィス家具を処分できるかを調べました。
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よくあるケース
- 1.通販で揃えた安い家具の処分
- 2.使い古した家具の処分
- 3.メーカー品のオフィス家具やブランドの家具の処分
- 4.中古で揃えたオフィス家具の処分
- 5.オフィス使用家具の内、一部だけの処分
- 6.100坪ほどのオフィス家具すべての処分
通販で揃えた安い家具の処分
事業を始めようとして通販で安いオフィス家具を揃えたが処分せざるを得なくなったパターンです。
賃貸で一部屋を借り、通販で定番とは外れた安いオフィス家具を揃えて営業していたが急遽閉鎖することになり、デスクや書庫などを処分しなくてはならなくなった場合。
新品で購入してそれほど経過していないんだから買取してもらえる、と考えがちですが恐らく中古を扱うオフィス家具業者に依頼しても断られます。
もともと安い通販の家具は中古品となると販売価値がないからです。
セルフ組立タイプのオフィス家具などは移動するだけで破損してしまうものも少なくありません。
なので考えている以上に価値はないと考えて処分に取り掛かる方が得策です。
■おすすめの処分方法
ジモティなどで「あげます」に出してみる
「無料、差し上げます。但し引き取り限定!」
たとえ100円でも料金をもらおうとするとそれほど反応はありませんが、0円で出品すると注目を集めます。
しかも相手がトラックで引き上げに来てくれたら何もしなくてもいいわけです。
もしかしたら「タダでは悪いので…」と少額でもいただけるかもしれません。
引取手が見つかるかは運次第な面がありますが、若干の時間の余裕があるときは試してみてはいかがでしょうか。
買取業者に「処分費用を出すので引き取ってほしい」と頼む
通販のオフィス家具をなぜ買取業者が断るか、というとたとえ無料で回収してきたとしてもそれを販売しても運搬費や人件費の費用がそれに見合わないからです。
そこで「費用はこちらで出すので引き取ってほしい。」と頼めば検討してくれる業者は必ずいます。
一度買取の依頼を出すだけ出し、断られたらこの手法でお願いするとスムーズかもしれません。
費用が掛かるとはいえ不用品回収業者などに処分を頼むよりずっと安く済むはずです。
使い古した家具の処分
使っているオフィス家具が古いので買い替えようと計画している。
この場合も買取はなかなか難しいでしょう。
「古い」と自分で思うようなオフィス家具はだいたい20年ほど経過しています。
そうなると当然再販できるものではありません。
■おすすめの処分方法
新しく購入するオフィス家具の業者さんにお願いする
買い替えの際に使える手間暇がなくて一番良いやり方です。
無料で処分というわけにはいかないでしょうが、ある程度の便宜は図ってもらえるでしょう。
鉄製品を分別し、金属商に持ち込む
デスクやロッカーなどはトラックを借りて屑鉄を扱っている金属商に持ち込めば買い取ってもらえます。
その時の相場にもよりますが1kg25~40円くらいです。
ロッカーが1台50キロぐらいなので、もし1キロ30円とすると1台当たり1500円の買取になります。
オフィスで使っていた金属製の家具をいろいろ合わせるとそれなりの金額になることも。
木製・プラスチック製の書棚や応接セットといった金属以外の素材でできた家具は廃棄物処分業者に頼むしか方法はありません。
体積に応じて費用が計算され処分の相場は業者や地域によって異なりますが、1立方メートルあたり6,000~12,000円くらいです。
これにトラックや人件費などの運搬費を加えたものが総費用となります。
先にロッカーやデスクなどの鉄製品を処分した後で破棄処分業者に頼むことで費用をおさえることができます。
メーカー品のオフィス家具やブランドの家具の処分
ひと時事業で儲けが出たので新品でメーカー品のオフィス家具やブランドの家具などを揃えた。
そんなメーカー品の家具は買い手人気も高く、引く手あまたとなります。
■おすすめの処分方法
なるべく高い価格で買い取ってくれる業者を選ぶ
なるべく多くの業者の見積もりを取ることをお薦めします。
ある一定のブランドを得意とする業者もいて、他の業者とは比較にならないほどの金額で買い取ってくれる場合などもあります。
中には自分たちが欲しい商品だけ買取して、それ以外は引取すらしない業者もいます。
一言で買取業者と言っても得意不得意は様々です。
いくら一部を高く買い取ってもらってもトータルでどの程度の金額になるか、処分する全体のことを考えてなるべく多くの業者に見積を依頼しましょう。
中古で揃えたオフィス家具の処分
費用を抑えるためにオフィス家具は中古品で揃えた、というのはよくあるケースです。
■おすすめの処分方法
購入した中古オフィス家具業者さんに買い取ってもらう
わかりやすい方法ですが、買取価格はあまり期待できません。
一般的には「中古品の中古」となると買取自体断られることがほとんどです。
というのも新品で購入した時と違って中古品となるとそれ以前にどれくらい使用していたか不明です。
車の中古車と同じで年式が古くなればなるほど安くなるようにオフィス家具の価値も下がっていきます。
買取が頼めたらラッキー、そうでなければ前述の処分方法を試すことで一番費用を抑えられます。
オフィス使用家具の内、一部だけの処分
いらなくなったデスクとイス、ロッカーの一部だけを処分したい。
これが一番多いケースかもしれません。
しかし、デスクやロッカーを1台だけ処分するとなると意外に大変です。
1台だけを引取に来てくれる業者は皆無です。
ロッカー1台だけの引き取りとしても1人では無理なので2人が出かけての作業となります。
ロッカー1台の処分費が5,000円で運搬費が15,000円としても移動費などを考えると業者としてもあまりいい仕事ではありません。
■おすすめの処分方法
いつでもいいので近くに寄ったときにお願いします、と連絡する。
このような条件だと比較的引き受けてくれる業者さんもいると思います。
自分だけの都合ではなくて業者さんの都合も視野に入れると処分もしやすくなります。
100坪ほどのオフィス家具すべての処分
事業所の移転や閉鎖、倒産などで多数のオフィス家具を処分する必要が生まれた。
その場合は処分方法を選ばないと費用がかなり掛かってしまいます。
■おすすめの処分方法
オフィス家具買取業者に依頼
まず初めにオフィス家具専門の買取業者さんに見積もりを依頼してみましょう。
全てとはなくても買取できる家具だけでも買取してもらい、処分費用の確保ついでに家具を減らしていきましょう。
ここで気を付けなければいけないのはサイト上では「オフィス家具買取」と表記してあっても実際にはオフィス家具を扱っていない業者がほとんどです。
中には廃棄処分業者だったり不用品回収業者だったりと別の分野の業者を呼んでも実際にオフィス家具の状況は知識がないのでわからないはずです。
まずオフィス家具専門業者は全体のなかで売れるものと売れないものを分別して査定をしてくれます。
その「売れるもの」は買取対象になるわけですからそれが多ければ多いほど処分費用は少なくて済むはずです。
この点のをおろそかにすると処分費用だけが増えてしまいます。
まずはオフィス家具専門業者に依頼してみることが先決です。
この場合「購入したのはいつ?」ということを先に調べておくとよいでしょう。
オフィス家具は一部ブランド家具でもないかぎり古くても7,8年以内でないと買取対象にはなりません。
20~30年が経過している場合は全部が廃棄と考えた方がよいでしょう。
トラック詰め放題処分の利用
処分品が大量であればあるほど便利なのがトラック積み放題の形式をとっている処分業者です。
オフィス家具の処分費用は2トントラックで10万~15万円くらいが相場です。
他にも搬出養生費などもかかるのでちょっとした広い事務所を片付けるとなると100~200万円ほどの費用を見ておかなければなりません。
まとめ
「オフィス家具の処分方法」といってもいろいろな方法があります。
今回紹介したいずれのケースでも、いきなり処分してしまう前に買取できるものは買取に出すことがお得になります。
まずはオフィス家具の買取を行っている実績のある業者に相談することをお勧めします。
どんな業者がいるのかを調べるのが大変という方へ朗報です!
無限堂ではオフィス家具の買取を行っています。
今使っているオフィス家具は処分になるの?買取できるの?といったご相談から査定までを無料で対応いたします。
オフィス家具の買取・処分にお困りの際はお気軽にこちらからご相談ください。